今回はガラル地方の人気ポケモン、ストリンダーについて紹介します。
実はストリンダーはエースバーン対策として多い、水タイプやフェアリータイプ(地面タイプは少し厳しい)に強く、以前紹介したバルジーナと組むことでエースバーン対策の幅が広がります。
ストリンダーとは
タイプ
電気・毒
種族値
75-98-70-114-70-75(計502)
特性
パンクロック
プラス(ハイの姿)マイナス(ローの姿)
テクニシャン(夢)
合計種族値は500を超えており、種族値の低めなガラルポケモンの中では少し高め。Cが114と特性:パンクロックを活かしたパワーと電気・毒という個性的なタイプにより特殊受けとして多く使われている。
どこかかっこよくて、なにか可愛いさがあり、姿が2種類あるのもよいところ。
性格により進化する姿が異なる珍しいポケモンでもある。
主要な攻撃技
オーバードライブ、ばくおんぱ、ほっぺすりすり、たたりめ、バークアウト、ボルトチェンジ、ヘドロばくだん、ヘドロウェーブ
補助技
どくどく、でんじは、挑発、アンコール、みがわり、まもる
持ち物
上位5つは上から順にとつげきチョッキ、こだわりメガネ、気合のタスキ、風船、黒いヘドロ
とつげきチョッキは約55%と極端に多くなっている。
特性について
前述の通り、特性は3つあるものの現状では、自分の音技の強化と相手の音技を半減させるパンクロックが使用率97%ほど。
残りの二つはほぼ使われていない。
特性:パンクロック
自分の音系の技、いびき、うたかたのアリア、エコーボイス、さわぐ、スケイルノイズ、チャームボイス、バークアウト、ハイパーボイス、ばくおんぱ、むしのさざめき、りんしょう、オーバードライブの威力が1.3倍になる。
また、自分が受ける音系の技のダメージが半減する。
音系の技で覚えないものもあるものの、ばくおんぱ、オーバードライブなど威力の高い技を1.3倍で打てるのが強み。
ちなみに音系の技は身代わりを貫通するのがよく、自分より速いポケモンに身代わりされてもダメージを入れられる。
プラス(マイナス)とテクニシャンは現状使われていないものの、追加DLCで来る新たな教え技によっては化ける可能性も!
キョダイマックス
剣盾からの新たな戦い方ダイマックスにおいて、特別な姿を用意されているポケモンがおり、ストリンダーもその一体。
電気タイプの技がキョダイカンデンに変化する。
キョダイカンデン
相手全体をまひ、どく状態のいずれかにする。
選ばれた状態異常が無効な場合は効果がない(電気タイプはまひ状態に、毒・鋼タイプはどく状態にならない)。
音技ではなくなる。
無効タイプの場合を除き状態異常を相手に押し付けることができるため、その後のサイクル戦を優位に進めることができる。
調整について
同日更新のYouTubeの実況動画の中で使われているストリンダーとは少し調整が変わっており、動画内でのダメージ計算が異なる場合がありますので、ご注意ください。(撮影日と投稿日の都合上、撮影後により良い調整になりました)
技構成
ほっぺすりすり、たたりめ、ばくおんぱ、オーバードライブ
持ち物
とつげきチョッキ
努力値配分
196-×ー88-×ー64-156-4
調整意図
陽気命の珠エースバーンのかえんボール確定耐え(非ダイマックス時)
控えめ命の珠トゲキッスのダイバーン確定3発(非ダイマックス時)
控えめ命の珠ラプラスのダイストリーム確定2発(非ダイマックス時)
控えめ命の珠ラプラスのダイアイス確定2発(非ダイマックス時)
耐久振り水ロトムのハイドロポンプ乱数3発55.9%(非ダイマックス時)
無振りアシレーヌ爆音波で確定2発
Cにあまり振らなくても爆音波やオーバードライブがメインなので、そこそこの火力があるのがポイント。
立ち回りについて
ストリンダーは有利不利がはっきりしているため、地面タイプを呼び、飛行・水・フェアリータイプはその逆。
そのため筆者はバルジーナと組ませている(その名もバルジンダーサイクル!!)。
この2体を組ませることで、どちらを先発にしても不利対面の場合引くことができる。
ざっくりと立ち回りを紹介すると、初手地面タイプや高火力物理ポケモンの場合バルジーナへ引く、水・飛行タイプの場合は爆音波など、相手の裏にいる(いそう)なポケモンに通る技を選ぶ。
これだけです。
理由としては、ストリンダーは無効にしやすい電気技があり、水・飛行などは大ダメージを避けるため、ドリュウズなどの地面タイプが後投げされる可能性が高い。
爆音波を有効に使えば相手のサイクルに負担をかけることができる。
爆音波はノーマル技のため、ゴーストタイプには無効にされるものの、相手の選出がすべて見えれば、ゲームプランも組立やすくなる利点もある。
相手に地面タイプがいない場合の立ち回り
爆音波やオーバードライブで攻撃するのもよいが、相手が交換すると予測できる場合は確定麻痺の技ほっぺすりすりも有効(電気タイプは麻痺しないため、注意が必要)
ストリンダー・バルジーナ共に弱点を突かないと倒しづらいポケモンのため、弱点が通せないと考えると無理やりダイマックスするケースも出てくるため、先にダイマックスを切らせることができるのも、有利にゲームを進められるポイントになる。
相手のダイマックスを凌げば次は自分の番。
サイクルで疲弊させつつ、エースのダイマックスで勝利を掴める。
注意点
- バルジンダーサイクルは、有利不利がはっきりとしているためなんとなく選出してしまうと、崩されることも。(相手の選出の予想がつかない場合は選出を控えることを推奨)
- 相手の地面タイプは選出されているかいないのか常に考える必要あり。(逆にストリンダーがいることで地面タイプの選出誘導できる場合が多い)
- ゲーム展開中にサイクル要員のどちらを切るか、またそのタイミングがシビア
後記
ストリンダーは相手にするとわかりますが、なるべく早く倒したいポケモンで、選出画面において、かなり存在感があります。
ストリンダーの持つ選出誘導力を活かしつつ、選出を決めるとイージーウィンできることもしばしば。
協力なサイクルだと個人的に感じておりますが、信頼しすぎて、相手のパーティに役割対象がいない状態で出すと簡単に突破されてしまうので、ご注意ください。
前回投稿したバルジーナのブログとバルジーナが主役のYouTubeの実況動画同日更新のストリンダーの動画も合わせてご覧いただければより分かりやすいと思いますので、よかったらそちらも併せてご覧ください。(宣伝)
特性のところで少し触れましたが、新ポケモン、新ストーリー、新教え技がある追加DLCが楽しみですね。
ポケモン実況、Twitterもやっておりますので、そちらもご覧いただけると幸いです。
ポケモン実況動画はこちら→http://bit.ly/2yWeZGm
バルジーナ動画はこちら→https://youtu.be/uzqv-tw2BoY
Twitterはこちら→https://twitter.com/sead_poke
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